Raspbian のインストール その4
RaspberryPi3で何をしたかったのかが良くわからなくなって、RaspberryPiが標準制御言語として採用しているPythonについての知識を得ようと本屋で立ち読み。
「みんなのRaspberryPi入門 第4版」石井モルナ・江崎徳秀
いろいろ読んだ結果これを購入しました。
Pythonについての専門書は素人向けを含め数多くありましたが、目的はPythonを使ってRaspberryを制御しようとしている訳なので、Raspberryを意識しないで書かれている書籍よりはRaspberryを制御することについてコメントのある本の方がいいかなと思い、価格はやや高めでしたがこの本にしました。定価:2700円なり~
この本には、Raspbianのインストールの仕方から電子工作についても記載があるので、手持ちの書籍と重複する部分も多いのですが、これにしました。
現在RaspberryPi3は手持ちの本の説明に従ってインストールし設定完了していましたが、この本では日本語入力に別のパッケージを使っていたり、他の設定も順序が違っていたりします。
それが原因でトラブルが起きるとは思いませんが、Raspbianの再インストール手順も試してみたかったので、初期化して再インストールしてみることにしました。
ちなみに手持ちの本はこれです。
「ラズパイで初めての電子工作ラズベリーパイ3対応」日経BP社
定価1111円なのが笑えます。
★再インストールのやり方
①Shiftキーを押しながらRaspberryPiを起動させNOOBDを起動させる
②Raspbianの再インストール
※注意:すでにインストールされているものや、microSDカードに入っているフィルはすべては削除されるようです。
1.再インストールの実施
①NOOBSの初期画面に、インストールしたいRaspbianが表示されていますが、新しく買った解説本に従いWifiNetworkの設定を実施。
WifiNetworkの設定といっても表示されるSSIDから自分のWifiルータのSSIDを選んでパスワードを入力するだけというものでした。
②画面が再描画されメニュー項目が増えますが、Raspbian[ENCOMMENDED]の左チェックボックスをチェックして、install(i)をクリックします。
SDカードの上書き警告が表示されますが、「Yes」をクリックします。
microSDへの書き込みが遅いのか、随分時間がかかります。
30分ほど待てば完了のダイヤログが出るので、「OK」をクリックして終わります。
2.Raspbianのアップデート
①版数はどうやって確認するのかな?
cat /etc/debian_version
これで表示させるといいらしい。
9.1
インストール直後の版数は9.1でした。
②コマンドプロンプトから以下コマンドを投入
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
③更新後の版数は?
cat /etc/debian_version
9.3
しばらくこの版数で遊ぶことにします(笑)
3.rootパスワードの変更
①コマンドプロンプトから以下コマンドを投入
sudo passwd root
変更したいパスワードを二回入力します。
4.日本語入力パッケージのインストール
①google社が公開している日本語入力システムmozukuをインストール
sudo apt-get install ibus-mozc
途中 Do you want to continue [Y/n] というメッセージが出るのでキーボードから y をタイプします。大文字でなくてもいいの?と思いながら小文字でOKでした。(笑)
5.Raspbianの設定
インストールは終わったので環境設定します。
デスクトップ左上の「ラズベリーアイコン」→「設定」→「Raspberry Pi の設定」をクリック
①システム→パスワード:(任意)
②システム→自動ログイン:現在のユーザとしてログインする
③システム→オーバースキャン:無効(Disabled)
言語: ja(Japanese)
国: JP(Japan)
文字セットt: UTF-8
地域:Asia
位置:Tokyo
⑤ローカライゼーション→キーボード:キーボードの設定
Country: 日本
Variant: 日本語(OADG 109A)
国:JP japan
ダイヤログ右下の「OK」をクリックするとリブートの確認ダイヤログが出るので、「はい」をクリックして再起動を実施