RaspberyPI3 での個人的課題

RaspberyPIは本来電子パーツ教育用のボードコンピユータなので、パソコンの様に普段使いしようとすると、普通のことができなかったりしてアレっ? て思うことがあります。

 

致命的な事ではないのですが、なんとか解決したいなと思っている件です。

1.印刷

  WindowsPC用に EPSONのEP-880AWを使っていますが、Linux用のドライバなんてありません。 

  Linuxユーザはどうやって印刷してるのでしょう。

  PDFに変換してWindowsPCに送り込んでWindowsPCから印刷かなぁ

 

2.RADIKOが聞けない

  ラジオを聴くのが必須なわけありません。

  おそらく もう何年もラジオなんて聞いていません。

  だけど、消費電力の小さいラズパイならではのラジオつけっ放し、というのもいいなと RADIKO試してみたのですが音が出ません。Linux非対応かな。

 

3.電源が落とせない

  パソコンの習慣なのかシャットダウンすると電源も落ちると思っているので、シャットダウンしたまま電源が入ったままになっていることが多い。

出来ればシャットダウンで電源も落ちるといいんだけど・・・

 

今の課題はこれくらいかな。

USB接続でハードディスクをつないでみる 続

USB接続でハードディスクをマウントしたのですが、使っていて気が付きました。

ファイルを削除すると、ゴミ箱がサポートされていないので即削除されます。

 

ゴミ箱を追加する方法を調べたのですが、どうもうまくいかなくて、よくわからないままなのですが、マイクロSDカードのファイルシステム内にマウントポイントを置いているのが悪いような気がしました。 

 

つまり、

 /home/pi/work

にマウントしたのが良くなかったようです。

 

fstab を変更して、/mnt/usbdisk1 にマウントするように変更するとゴミ箱が使えるようになりました。

 pi@layoupipi:~ $ vi /etc/fstab

 proc /proc proc defaults 0 0
 /dev/mmcblk0p6 /boot vfat defaults 0 2
 /dev/mmcblk0p7 / ext4 defaults,noatime 0 1
 # a swapfile is not a swap partition, no line here
 # use dphys-swapfile swap[on|off] for that
 UUID=785499ec-67ee-4d6a-b441-5e20c183a2f6 /mnt/usbdisk1 ext4 nofail 0 3

 

 

このマウントポイントを変更したことで、Windowsからのsmbファイルアクセスで見えなくなりました。(home配下でなくなってしまった為)

smb.conf に5行追加して、Windowsからも見えるようにしました。

 

pi@layoupipi:~ $ vi /etc/samba/smb.conf

212 ;[netlogon]
213 ; comment = Network Logon Service
214 ; path = /home/samba/netlogon
215 ; guest ok = yes
216 ; read only = yes
217
218 [usbhdd]
219 comment = USB hard disk share
220 path = /mnt/usbdisk1
221 guest ok = yes
222 read only = no
223

 

 

RaspberryPI にヒートシンクは必要か?

購入してすぐ、この冬の時期を迎えたのでRaspberryPI3Bの熱問題について考えたことはないのですが、最近画面の右に温度計の表示が時々出るようになりました。

 

最近は通常のPCと同様にネットアクセスしているだけなので、特に過酷な作業をしているつもりはないのですが、温度が高くなっているようです。

 

ファンもヒートシンクもないわけですから、熱くなってもしょうがないのかもしれません。

ファンは回すのに電源が必要なことから、ヒートシンクを買いました。

アマゾンで、548円のやつです。

効果があるのかないのかよくわかりませんが、簡単に取り付けられました。

 

 

これからだんだん暖かくなっても問題なく使えるでしょうか。

RaspberryPI3 sambaサーバ導入

Nextcloudは思うような使い方ができなかったので、sambaをインストールしてみました。

 

設定→Add / Remove Software を起動して以下二つのパッケージをインストールします。

・SMB/CIFS file,print,and login server for Unix
 samba-2:4.5.12+dfsg-2+deb9u4

・Samba common files used by both the server and the client
 samba-common-bin-2:4.5.12+dfsg-2+deb9u4

インストールが出来たら、samba用のアカウントを作成します。

以下条件で利用者を作成しています。

 ユーザ名:pi

 パス:pipass 

 

sudo smbpasswd -a pi
New SMB password:password
Retype new SMB password:password
Added user pi.

 

windowsからアクセスする際は、エクスプローラのアドレス入力域にRaspberryPIのアドレスを入力します。

 

これで、home/pi 配下がwindowsエクスプローラからアクセスできるようになります。

 

ですが、Windowsからファイルを配置しようとすると書き込みエラーになります。

設定ファイルを開いて、読み取り専用をnoにします。

 

vi /etc/samba/smb.conf

187 [homes]
188 comment = Home Directories
189 browseable = no
190
191 # By default, the home directories are exported read-only. Change the
192 # next parameter to 'no' if you want to be able to write to them.
193 read only = yes
 ↓
193 read only = no

 

これでWindowsからも書き込みが可能になります。

RaspberryPI3 セルフコンパイル

RasberryPIの Raspbian のコンパイルの仕方はわりと、あちこちで実験結果が報告されているのですが、微妙に自分とは環境が異なるので、同じやり方でできるか試して見ました。

結論から言うと、問題なくできました。

こちら:RapberryPi3 

 

 

作業ディレクトリ作成・移動
$ cd
$ mkdir kernel
$ cd kernel

カーネルダウンロード
$ git clone --depth=1 https://github.com/raspberrypi/linux

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install bc

$ cd linux
$ KERNEL=kernel7
$ make bcm2709_defconfig

menuconfigでコンフィグファイル設定 不要?
$ sudo apt-get install libncurses5-dev
$ make menuconfig

Makefieの編集
$ cd ~/kernel/linux
$ vi Makefile

 EXTRAVERSION = newraspbian
 とかカーネル名を好きに変える

カーネルバックアップ(これがうまくいかないが無視)
$ cd /boot
$ sudo mkdir -p boot_org/overlays
$ sudo cp *.dtb boot_org/
$ sudo cp overlays/*.dtb boot_org/overlays/
$ sudo cp overlays/README boot_org/overlays/
$ sudo cp kernel7.img boot_org/

カーネルビルド
$ make -j4 zImage modules dtbs
$ sudo make modules_install
$ sudo cp arch/arm/boot/dts/*.dtb /boot/
$ sudo cp arch/arm/boot/dts/overlays/*.dtb* /boot/overlays/
$ sudo cp arch/arm/boot/dts/overlays/README /boot/overlays/
$ sudo scripts/mkknlimg arch/arm/boot/zImage /boot/$KERNEL.img

カーネル起動
$ sudo shutdown -r now

$ uname -a

RaspberryPI3 で 音楽を聴く

RaspberryPI3には、アンプが搭載されいないのでアナログのスピーカーを接続して音を出す、というわけにはいかないようです。

 

ディスプレイがHDMI出力なので、オーディオ出力機能付きのHDMIディスプレイに接続し、そこから音を出すのが一般的だと思いますが、正直なところHDMIディスプレイのだす音の音質にはあまり期待できません。

 

RaspberryPI3には、BluetoothインターフェースもあるのでBluetoothスピーカに接続すればいいと思ったのですが、Bluetoothのオーディオデバイスとは接続に失敗し、音を出すことができませんでした。

 

ふと、USBのスピーカは?と思い 接続してみたところ、なんの問題もなく音が出せました!

 

BGMとして youtubeの音楽系のものを再生してディスプレイを落としておけば、BGMマシンの出来上がりです。

 

RaspberryPI3は、豊富なインターフェースを持つ「優れたパソコン」ですね。

Raspberry の ホスト名の変更

Raspberryにrasbianを標準インストールすると、ホスト名がraspberrypi になります。

これだと、Raspberryが複数ある時、ややこしいので変更する場合は

 

sudo raspi-config

で 2 Network Options を選択し、 N1 Hostname

 

で変更する。